トリハロメタンとは?
水道では、水道水の細菌汚染を防止するため、水道法に基づき消毒剤として塩素を用いています。
しかし、トリハロメタンは、わき水など、人工的な処理をされていない自然の状態の水からは検出されず、塩素により浄水処理された水から検出される物質です。 主要な構成物質として、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムがあり、それらを総して「トリハロメタン」としています。
対策
トリハロメタンを防ぐには、個人対策をする以外の方法はありません。
取り除く方法は主に3つがあげられます。
- 「オゾン消毒」・・・・・・・・・・・個人宅で行なうのは難しいです。
- 「煮沸消毒」・・・・・・・・・・・沸騰した状態を15〜20分
- 「浄水器の使用」・・・・・・・・・トリハロメタン除去可能な浄水器を取り付ける事です。
注意すべきこと
- よく、「沸騰させれば大丈夫」と言う方がいらっしゃいますが、実はトリハロメタンは、 沸騰状態が一番発生しやすい状態となり、通常の2〜3倍の量となります。15分〜20分の沸騰を続けてやっと取り除くことが出来るのです。